＜水について＞

インフラがストップし、完全に水道が復旧するまでは約二ヶ月間を要します。それまでは、給水車が定期的に避難所等を巡回することになりますが、道路の被害状況により、発災後3日から5日掛かることもあります。 そこで、必ず飲料水の確保が必要であり最低3日、できれば1週間分を準備することです。また、生活用水は、ポリタンク等で浴槽いっぱい分溜めておく必要があります。

＜非常食について＞

非常食は、下記の定義に則って準備が必要です。 ①：常温で長期保存が可能な食品 ②：携帯ができるもの ③：加熱不要でそのまま食べられ、水やお湯で食べられるもの ④：日常で食べているもの ※企業の場合は帰宅困難者用に、「1日使用分×3日分×人数分」の備蓄が必要です。

＜トイレについて＞

深刻で切実な問題は、上下水道の復旧は、2ヶ月間程度を要しますので、水洗トイレは、雑用水で流しても限界がありますので使用はできません。したがって凝固剤入りの簡易トイレをお勧めします。 また、避難所での仮設トイレは、諸々と問題が発生しますが、一人一人にマナーを守ってもらい、清潔に使用してもらうことにも留意しなくてはなりません。